サーモウール85と60の違いについて教えてください。
サーモウール85とサーモウール60の違いは、主にウールの含有量です。
吸音効果というのは、ある程度の厚み(空間)によって左右されます。ですからサーモウールはつぶれやすいウールの厚みの保持と調湿効果の増強を目的として特殊なポリエステル素材を一部使用しています。用途によって使い分けが出来るようにすること、またウール含有量が価格にも影響するという事情のため、ウール含有量が85パーセントの高級タイプと60パーセントのリーズナブルなタイプとがあるのです。
サーモウール85と60の使い分けはどうしたらいいですか?
調湿性能、VOC吸着の機能などが特に必要とされておらず、あくまでも吸音・静音のみで用いる場合(たとえば自動車のタイヤハウスの吸音やフロアマット下など)は60で行ったほうが良い結果が出ます。
ただし自動車のダッシュやドア内部などは窓の曇りを取る効果(調湿)が大きい85のほうがお勧めです。自動車内も一般家屋と同じようにシックハウス原因となるホルムアルデヒドやVOCが発生しています。家屋については規制する法律がいろいろ出来ましたが、自動車については遅れているのが実情です。また音の質は湿度に大きく影響されますから、有害物質の吸着効果が高く、調湿効果の高い85のタイプがお勧めとなります。
グラスウールとの違いについて教えてください。
サーモウールとグラスウールには大きな違いがたくさんあります。
参考資料:国際化学物質安全性カード(ICSC)
| サーモウール | グラスウール | |
|---|---|---|
| 施工性 | 隙間を空けずに施工できる 手で割けるので早い |
隙間が空きやすい 時間がかかる |
| 安全性 | 安全用具が要らない | 粉塵により目・皮膚・気道を刺激 喘息患者の場合は悪化の危険 |
| VOC除去 | 約1時間でほぼ100%除去 | 除去能力がない |
| 湿度調整 | 水分保持能力により、 湿度調整する |
調整機能がない |
| 結露除去 | 壁内結露がない | 壁内結露が起こる |
| リユース | 新毛のためリユース可 土に帰る |
リユース不可 環境汚染物質 |






